2020.08.12 補助金・助成金
伊勢市オリジナル補助金3連発!!!(´゚д゚`)
三重県伊勢市を拠点に志摩市、鳥羽市、松阪市、津市を中心として、税金の計算をするだけではなく、お客様の課題を一緒になって解決できる経営のパートナーを目指して日々奮闘している坂本拓真税理士事務所の公式ブログです。
皆さま、お盆休みはいかがお過ごしですか?
坂本拓真税理士事務所はお盆休みはなく、昨日も今日もお客様に来ていただき、訪問させていただき、来ていただき、来ていただき、訪問させていただき、来ていただき、来ていただき・・・って感じでまぁまぁ働いています(笑)
明日も明後日も同じくお盆休みのない金融機関さんを訪問させていただく予定がビシバシ入ってます。そして週末には恐怖の人間ドックがあるため、今日から無駄な抵抗を始めています(; ・`д・´)
さて、本題です。
このお盆休みのタイミングで伊勢市がオリジナルの事業者向けの補助金を3連発で出してきました!やるじゃん伊勢市(*´▽`*)
どの補助金も詳細は8月20日(木曜日)を目途に公表する予定とのことですが、今の段階で伊勢市のホームページに掲載されている情報にはなりますが紹介したいと思います。
まず、一発目が 伊勢市小規模企業者応援給付金
新型コロナウイルス感染症により、影響を受けている小規模企業者等(個人事業者含む)の事業継続を支援するための給付金ということで、支給額は一事業者あたり10万円(一律)とのことです。
コロナの影響で先行きが不透明な事業者の方も多いと思いますので、このタイミングでの補助金はありがたいと思います。
気になる支給要件は、
・伊勢市内に事業所又は本店、住所を有する小規模企業者等(個人事業者含む)であること
・令和2年1月から令和2年12月の任意の月の事業収入が、前年同月の事業収入と比較して30%以上減少していること
・令和2年6月30日以前から事業を行っており、伊勢市で事業を継続する意思があること
※創業者等には、支給要件に関する特例があります。
※持続化給付金との併用が可能です。
とのことです。
ここでのポイントは持続化給付金との併用が可能ということですので、前年同月比で50%以上減少した月があって、国から持続化給付金を法人なら最大200万円、個人なら最大100万円もらっているところももらえるってことです!で、なんなら持続化給付金の要件が50%以上の減少に対し、今回の伊勢市の補助金は30%以上の減少ですので、持続化給付金の対象のところは自動的に対象になってくると考えていいでしょう。
また、創業者等については特例があるということですから、持続化給付金のように令和2年1月から3月の月平均の売上高より30%以上減少した月があれば対象になるとかの特例措置があるのかもしれません。
次に二発目ですが、伊勢市新しい生活様式に取り組む事業者支援補助金(業務改善・売上向上につながる取り組み)
これまた名前が長い( 一一)
ちなみに最後の三発目は、伊勢市新しい生活様式に取り組む事業者支援補助金(ガイドライン等に沿った取り組み)
なので、伊勢市新しい生活様式に取り組む事業者支援補助金シリーズは2本立てってことですね。
では、まず最初の業務改善・売り上げ向上につながる取り組みバージョンですが、こちらは新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を行うため、中小企業者等が実施する設備導入等、来訪者や従業員への感染防止対策に係る業務改善・売上向上につながる取り組みに対して、補助金を交付するというものです。
補助上限額:1事業者あたり上限30万円
補助率:2分の1
ということなので、最大60万円使うと30万円もらえるイメージですかね。
何に対して補助が出るのかというと、
本補助金の対象経費は次のすべてを満たすものとします。
・伊勢市で実施する感染拡大防止対策に係る業務改善・売上向上につながる取り組みに関する経費であること
・令和2年4月1日から令和2年12月31日までの間に実施(購入)した事業であること
・申請する取り組みに係る経費について、他の補助金などの交付を受けていないこと
・個別の取り組みあたり、単価1万円(税抜)以上の経費であること
とあり、取り組み例として紹介されているのが、キャッシュレス決済機器の導入と換気強化の取り組みです。
おそらく、換気強化の取り組みってことは空気清浄機とかの購入ですかね。一部屋に一台買ったりしないといけないところはまぁまぁお金かかるからね、その経費の半分は負担してくれる感じなのかな。ここら辺は他の補助金の対象になっていたりもするので、どの補助金で対象のものを購入するのかも検討する必要が出てくるかも。
最後に、伊勢市新しい生活様式に取り組む事業者支援補助金(ガイドライン等に沿った取り組み)
ですが、これは新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中小企業者等が実施する衛生用備品の取得等、ガイドライン等に沿った新しい生活様式に対応する取り組みに対して、補助金を交付するというものです。
補助上限額は、1事業者あたり上限3万円(ただし、伊勢市内に複数店舗有する場合は、1店舗につき1万円加算し、最大5万円)
補助率は4分の3となっています。
えっ、誰ですか、3万円?しかも全額じゃなく3/4しか出ないって・・・
ショボいな(。-`ω-)
とか思った人、そんなこと言うもんじゃありません。
4万円マスクを買えば3万円補助してくれるんです!
この補助金はめっちゃハードルが低いんです。
本補助金の対象経費は、次の全ての要件を満たすものとします。
・伊勢市で実施する感染症拡大防止のガイドライン等に沿った取り組みに関する経費であること
・令和2年4月1日から令和2年12月31日までの間に実施(購入)した事業であること
・申請する取り組みに係る経費について、他の補助金などの交付を受けていないこと
・個別の取り組みあたり、単価1万円(税抜)未満であること
めっちゃ条件が緩いでしょ?なんなら4月1日以降に買ったものでもいいんです。
取り組み例としては、マスクや消毒液スプレー等の衛生用備品の購入、アクリル板・透明ビニールカーテンの設置などとあります。
アクリル板とかは他の補助金が使えるでしょうから、ここはマスクや消毒液スプレーで使うのがいいのでは?ただ、小規模事業者持続化補助金の事業再開枠だと全額補助だったり、他の補助金でもここら辺は全額補助だったりするのもあるので注意が必要ですが、他の補助金なんて取ってないからって人はとりあえずマスク代や消毒液に充てましょう。
一時のような値段ではないにしろ、昔のように1枚10円ではなかなかマスクは買えません。従業員さんが多いところだとマスク代はバカにならないと思います。1枚40円もするのか・・・と思って買うのと40円もするけど、補助金で30円出してもらえるから実質10円で買えるな!って思うとなんか心理的に前向きになれないですか?私だけ(笑)
このほかにも三重県オリジナルの補助金が2つ発表されていて17日から公募が始まります。
三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金(三重県版経営向上計画連携型)
三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金(飲食店向け感染防止対策型)
三重県版経営向上計画連携型の公募要領に書いてありました。
かっこ書きで遠慮気味に (※第3回目の実施が、最後の予定です。) って。
後からそんなんあるの知らなかったとかならないようにしましょうね。
こんな大変な経営環境のなかで事業のかじ取りをされている経営者の方を
わたしは税理士事務所を経営する一経営者としてめっちゃ尊敬しています。
そしてそんな経営者の方々を坂本拓真税理士事務所はめっちゃ応援しています。